■「星の里」日記(きらら庵編) 【4】 00/7/16          


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■00/7/16(日) 赤銅色の月をスケッチ

梅雨明けは未だというが、陽差しは夏。“きらら庵”へ双眼鏡を取りに行く。今夜の皆既月食は自宅でスケッチの予定。朝7時スタートで9時に「星の里」着。夏草がムンムンと生い茂っている。窓4ヶ所とスライディングルーフを全開にすると、丘を吹き上がってくる風が心地よい。セミとウグイスが一緒に鳴いている。双眼鏡とカメラの掃除。茶道具にも風を通し、畳の拭き掃除をしてから山を下りる。

途中、「ベイシア寄居店」へ立ち寄り、軽食コーナーで“静岡特産 マスクメロンソフト”を見つけた。美味。
メロンの香り高くクリーミーなソフトクリーム。@180円。


・21時00分、
  既にマンションの階段踊り場や駐車場で、欠け始めた月を見ている人がいる。
  駐車場で観望ポイントを決め、ダンナがベルボンの三脚にニコン10x70双眼鏡をセット。
  私はスケッチブックと色鉛筆(赤茶、朱、ピンク、オレンジ、黄色、白、黒などなど)、
  砂消しゴム、消しゴム、ヘッドランプを用意。


・22時02分、
  皆既食開始。1枚スケッチ。黄色っぽいオレンジ。


・22時07分、
  雲に隠れ見えない。


・22時25分、
  雲から脱出。オレンジ色が暗くなっている。1枚スケッチ。北方向が白っぽく光って見える。
  まるで火星の極冠のよう。双眼鏡を使わずに肉眼で眺めた方が黒っぽく見える。
  親子連れが出てきて「ホントに赤い」と感心している。


・22時55分、
  食の最大。相変わらず北方向は白い。
  月全体は、汚れた10円玉を少し磨いて鈍く光らせた感じ。1枚スケッチ。
  後はゆっくり双眼鏡で観賞する。暗い影が僅かずつ西へ動いて行くのがわかる。
  同じように見えて、実はどんどん変化している。双眼鏡にして大正解。


・23時10分、
  満足して撤収。


皆既月食のスケッチ

   (yumi)


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