★かすがひ工業（原村・堀内さん）のホームページでも他の写真が見られます★
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（３）晴れのち雹（ひょう）
午後４時を回る頃、北西の方角から怪しい雲が迫って来ました。映画「インディペンデンスデイ」の宇宙船のように静かに近づいた暗雲は、初夏を思わせる陽差しを完璧にさえぎると同時に、ハチャメチャな突風でタープをバサバサと揺らし始めた。
慌てて商品をテントやタープの中へ引っ込めるが早いか遅いか、“ピカッ”“バリッ”“ドドッ”
と来た瞬間、ダーッと大粒の雨が攻撃してきた。風は容赦なく四方八方から吹き付ける。
１０分もしないうちにタープの上に雨が溜まり、その重さに耐えきれずしなってきた。雨が溜まって垂れ下がったタープを下から突き上げた瞬間、「ザバーッ」タープの端にいた人がびちょびちょになってしまったのです。
すぐに雨はまた溜まってしまうので、あっちでもこっちでも、みんながこの作業に追われました。既に地面は川のような状態です。タープの下は、川というより湿原と言った方がぴったりでしょうか。私の白かった足袋は、見るも無惨、泥染めになっていました。
「寒いなぁ」「シチュー食べたい」「僕はおでん！」
一気に１０℃まで下がった気温に耐えきれず、ダンナ特製ビーフシチューは、あっと言う間に完売。
私のおでんも残り少なくなりました。おでんの具は、追加できるように沢山仕入れてあったので、雨が止んだらまた煮込みましょう。でも、いつ止むの？
バタバタとやけに大きな雨音がするなあと思っていたら、
「ひょうだ！」と誰かが叫びました。見ると直径１�僂�らいの白い固まりが、地面をピョンピョンと跳ねていました。「あーあぁ、タープに穴が開くぅ」こりゃ当分動けないぞーっ。
ダンナの自作１０ｃｍ屈折赤道儀が林さんが掛けてくれたテントの覆いごと強風に転倒しましたが、岡崎天文同好会の兼子さんがずぶ濡れになりながらテントの中に入り望遠鏡を支えてくださいました。ありがとうございました。
雨は２時間ほどで上がりましたが、後始末をする間もなく宴会に突入。たとえ雹でも、星まつりの予定行事を止める事はできないのです。ははは！
（４）ミイパン登場
５月４日 ７時起床、快晴。眠い。
朝方、３時頃には満点星だったらしい。誰だそれまで飲んでたのは？
朝ごはん代わりにおでんをすすり、向かいの「FM-31」の林さんからコーヒーをもらう。今年のアストロさとみＳ・Ｃ
ｄａｙｓは１０月１４・１５日だっけ？
隣の「上尾天文同好会」のブースからはドン夫人のキノエさんがプチトマトが持ってきてくれた。
ＡＭ１０時。今年初参加のミイちゃん、キヨキヨ、ノンちゃん一家到着。パン作り教室に通っているミイちゃんは、パン作りたい病に罹っていて、その腕試しのために徹夜でパンを焼いて来たのだった。
コロッケパン、ハンバーガー、カレーパン、ツイストドーナッツ、揚げパン、そしてマドレーヌ。きらら庵スタッフ打ち合わせの度に試食会を開き、みんなの意見でレベルアップしたミイパンは、お昼過ぎには完売。毎度ありがとうございました。またよろしくお願いしまーす。
会場中央では、兼子さんがひたすらタケノコを焼いてくれている。お醤油をかけていただきまーす。山崎さんや西岡さんはエビ入りかき餅を焼いている。もう、たまんないワ。
観測所コスモスからは、恒例の“焼きダンゴ”が皆さんに振るまわれた。かたぎさん、細野さんありがとうございました。
持丸さんの隣りには、遊馬さんが来て子供向けのおもちゃや望遠鏡のパーツを売っていました。遊びにきた倉持さんもお手伝い。会場の奥には、翁（おう）さんの３２ｃｍドブソニアン（ニンジャ）や市川さんの自作２０ｃｍＦ６反経など望遠鏡がいくつも並んで星まつりらしい雰囲気です。
本日のお客様は、星まつり３回目の会社の先輩佐藤さんご夫妻と、元同僚のニャロリン一家、そして高校のバトン部で一緒だったタヌとそのお友達。あたふたしていて、あまりお話できなくてゴメンナサイ！
おーっと、忘れちゃいけないノブ’ｓファミリー、９ヶ月になったばかりの広大とそのカーチャン明美、ノブのとーさんとカーさんは、木陰にシートを敷いてピクニック気分。
ドンの末娘、星来（せいら）ちゃんは上尾天文同好会の春風（はるか）ちゃんの面倒も見ていた、もうお姉さんだね。ミヤウチ・セミアポ双眼鏡お持ちの加須の鈴木さん一家も顔なじみ。朝霞の古宮嬢はＣａｎｏｎＦＴｂで相変わらずバシャバシャ撮影していました。彼女も常連さんです。
観測所【ミルキーポート】の井野さん、小林さん、観測所【早稲田天文倶楽部】の村瀬さんもお久しぶりです。
上尾市自然学習館・天体観測棟相談員の野田ちゃん、中村先生も遊びに来てくれました。どうもありがとうございました。
スタッフに任せっきりのブースに戻ると、ゲンちゃんや巌さんまでもがお茶を点てて自服（自分で飲むこと）しているではないか。な〜んだ、みんな茶の湯に興味あるんじゃないの。
どうやら、ひょっこり現れたヒロピョンが、抹茶コーナーを仕切ってくれたらしい。彼は何と、高校の“茶道の授業”を学年トップの成績で修めた変わり種なのだ。ともかく“きらら庵”には欠かせない男なのよねー。
ブースの裏では、スタッフリーダーとノブ、ミユキ、ゲンちゃんが円陣を組んでいた。何やら怪しい雰囲気・・・。
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