★かすがひ工業（原村・堀内さん）のホームページでも他の写真が見られます★
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（５）エンターティメント
関根親子ブースで子供向け“筋肉番付風ボール投げゲーム”を催す。実はオトナもハマっていたのだ。商品はチョコレート。今年は、他の星まつりで流行るよ、きっと！！
続いて、堀内さんの奥さんが自作自演の紙芝居を披露してくれました。その語り口調がとても柔らかく、何だかとてもいい気分になりました。
ゲーム、紙芝居と楽しいイベントが出たところで、お次は・・・？
「星空の音楽会」と銘打っている以上、生演奏が欲しいというのが、私のこだわりです。
今年はこんなアーティスト達が新たに参加してくれました。
★三井香揚山★
「野点（のだて）には琴、琴と相性のいいのは尺八、尺八と言えば虚無僧だよね」という、大胆な連想ゲームの末、“尺八を作って演奏する”プロ、香揚山氏が虚無僧姿で演奏してくれました。
突然の出現に、みんなの驚いた様子がとっても面白かったんですが、実は彼も根っからの天文屋さんで、小鹿野町の文殊星倶楽部に所属しています。来年はギターなど、他の楽器とのジョイントも考えているそうなので、どうぞお楽しみに！
★土のひびき★
駿台天文講座友の会の会員である、喜世田氏と音楽仲間との３人グループです。
グループ名の“土のひびき”は、オカリナの音色を指しているのでしょう。ギターとオカリナの優しい響きがとても心地よく、すてきなコンサートになりました。
楽譜を勝手にめくってしまう風対策は、来年までに考えておきますね！
★「きらら庵」ハンバーガー計画★
何を隠そう、我らがスタッフリーダー千鶴は元ダンサーなのです。それもサザンオールスターズのバックで踊ったこともある、プロです。彼女の師匠は何と“ＴＲＦ”のあの女性。
去年の“だんご３兄弟ダンス”も彼女の振り付けによるものでした。そして今年はモーニング娘。「ラブマシーン」を素人でもすぐに踊れるよう編曲し、簡単な振り付けで、ノブ、ミユキ、ゲンちゃんを従え、ショータイムを演出したのです。
名付けて“「きらら庵」ハンバーガー計画”。ノブが被った白いカツラ（？）は、リサイクルで売りに出す予定だった和装用ショール。こんな有効活用もあったのですね。
大宴会前のディナーショーも、どうやら定番メニューになりそうです。
終盤には、皆さん楽しみにしていた大抽選会。今年は商品が多くてプレ抽選会、本番抽選会と２倍楽しめ、私は毛糸の帽子とサンバイザーを頂きました。抽選会まで待てずに早めに帰られた方、残念でした。
（６）待ってました！ 大宴会！
今年の大宴会は焼き鳥や焼き肉パーティ、七輪やバーベキューセットに混じり、堀内さんがいつもの“Ｕ字溝七輪”を持ってきた。炭をおこすのは難しいけれどガスバーナーの炎を吹き付け一気に加熱すると、見る見るうちに炭が赤熱していく。
お腹がクーッと言い出した、もうダメー。熱くなったタレ付きの焼き鳥をフウフウいいながら頬張り、凍った生の焼き鳥に塩コショーを振って、焼き上がるのをひたすら待つ。その間、タカハシの本山さんの奥さんが手作りの韓国キムチを差し入れてくれた。「ヒー、辛ーッ」でも旨いのだこれが。あーゴハンが欲しい！
飯能天文同好会の市川さんが、香ばしいガーリックバタートーストやシナモン入りの蒸しリンゴを提供してくれたり、同じ会のお豆腐屋さんが４０丁もの自家製寄せ豆腐を作って運んでくれたのだ。
これがお醤油をたらすととても美味しい。
食料を提供してくださった皆様に感謝、感謝。これが楽しみで「星まつり」をやっているようなもの。
由美が宴会でパワー全開になっていた頃、「観測所で星を見せてください」という方が何人か来られ、私はアニメ「魔女の宅急便」のジジが犬に睨まれた状態、つまり固まってしまった。
何しろ星まつり用の荷物が散乱し、倉庫と化した観測所は、望遠鏡もサブスコープを外した状態だったので赤道儀のバランスも未調整で慌てていたのだ。
しかし１年に何回もないこの綺麗な星空を見せない訳にはいかない、とちょっとカッコつけて早廻しモードで準備を終え、お客さんを迎えた。
月や大惑星は地平線下で見えない。この空で何を見せるか困ってしまう。あまり暗い天体を見せても面白くないから、テレスコープトレーサーの力を借りて、Ｍ天体や二重星を導入していった。Ｍ３、Ｍ５、Ｍ１３、Ｍ５１、Ｍ５７、Ｍ８１、Ｍ８２、Ｍ１０４、ＮＧＣ２９０３、しし座γ星、ミザール・アルコル等々。簡単な説明をまじえて見ていただくと、結構喜んでもらえた。
この間、宴会場からは、天文界の裏話などが聞こえてきて、笑いが絶えなかった。一段落着いたところで、騎西町の大工、長谷部さんが来訪。彼の全自作木製八角形ドームは凝った設計で「天ガ」にも載りました。差し入れありがとうございました。
５月５日 ８時起床、ド、ピーカン。だが、身体が重い。
売り物の残り、テント、タープの撤収、ゴミ片づけとやることは山ほどあるけど、身体にムチ打って頑張る。
スタッフも目の下にクマができて疲労困ぱい。
はかどらない“仕事”を前に、時計は昼をすぎ、参加者の車もほとんどいなくなった。
我ら「きらら庵と銀河」も２時過ぎ最後に下山し、麓の鉱泉「かやの湯（入湯料\500-）」に浸かって、ボーッとしながら「終わっーたー」と叫んだのでした。あー、ビールが旨かったあ。
どうです？ あなたも来年、ここでお店を開いてみませんか？
（yumi & yasuyuki）
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