★★★ 里見村の星祭り ２００３ 会場レポート ★★★１０/２１掲載
いつも静かな里美村。今回も何となく、いつもの顔ぶれが揃って、そろりそろりと祭りが始まりました。
初日、面白かったのは福村さん＆喜多さんによる「青銅鏡製作教室」。銅とスズを７：３の割合でルツボに入れて、１０００度の高温で溶かし混んで・・・これが結構面白げな火遊びで・・・鋳型に流し込んで・・・磨いて・・・見ていて飽きない教室でした。
お次は口径１０センチ、Ｆ１００という長〜い空気望遠鏡・・・土星の輪っかにその名がついている、カッシーニが作ったという屈折望遠鏡です。対物レンズ１枚だけーというシンプルこの上ない仕様に驚いたり、「人がやっていない事をしてみたかった」というオーナー・岡村さんとお話したり、なかなか姿を見せてくれない火星クンを待ちわびたり、珍しく観望会に参加した気分を味わいました。
星祭り定番のコンサートでは、本当にお久しぶりのすずきたけおさん、懐かしい歌声。そして枝松貴子さんが初登場。ゆったりしっとり聞かせていただきながら、お隣ブースのドン・SEKINEさん持参の松茸を焼いてちょっとお醤油たらして・・・うーん、秋の香り、とっても幸せ。
石川町のＡＯ柳さんからは、サンマの刺身やタコの頭をご馳走になったり、「●●のハラミやイカやらあるけど、肝心の火がない〜」という声にお応えして七輪に炭火を熾し、次から次へと焼いては味見、焼いては会場内に配って回る・・・という忙しさ。
２日目は少しお客さんが増えて、小春日和の野点を気分良くさせていただきました。そしてプログラムの隙間にちょっと乱入して、大福茶も敢行。地元の皆さんの驚く姿・・・ご自分が飲むよりも、隣のお友達が大茶碗に顔を突っ込む（？）異様な情景にお腹抱えて笑ってるのを、楽しく見物しました。
石川町での第一回目より、私自身に少し余裕ができたので、お客様の表情やらリアクション１つ１つが記憶に残っています。
野点でブースから離れられなかった時には、ドン・SEKINEさんの助っ人・中村さんが「手作りバター教室」で作ったバターを、パンと一緒に差し入れてくれました。しっかり固まっていて、何年か前に私が作ったものよりずーっとホンモノ風でした。脱帽でーす。
その後、”趣味でやっている”というソバ打ち名人さんの鮮やかな包丁さばきを見学したり、福村さんの紙芝居を子供達に混じって見物したり、”お片づけ”と称して楽チン電気自動車に試乗してみたりと、遊び呆けたお祭りでした。
・・・・画像は明日、何とかしますね。
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