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２００３ 清里スターフェスティバルに行ってきました！ ＜紅茶男爵の館＞のかくし味 harlockさんの写真集 紅茶やコーヒーを、しっかり味わってみようと思う時、まずは出されたそのままを飲んでみることにしています。 １口試してみて、ミルクを入れたり砂糖を入れたり（またその量も調節しながら）、少しずつ好みの味わいにして ゆくのが楽しいんです。 清里星まつりで、紅茶男爵さんに出していただいた”アールグレイのロイヤルミルクティ”も、同じことをするつもり でした。ミルクで煮だしてあるので、好みの調整はお砂糖に限られます。 まずは大好きなアールグレイの香りを、ミルクの中からかぎわけます。それからオモムロにひと口。香りとコクと 渋みがとっても深く口に広がりました。ここに砂糖を入れれば、もっともっと深くなるだろうなあと思いつつ、もう ひと口。 うーん、でもこれで砂糖が入ると、深くというより重たくなっちゃうかなあ・・・ともうひと口・・・これでも満足感は かなりあるもんなーと、もうひと口。 結局、砂糖を入れて味わいをウルサくすることなんてないという結論に達した頃には、カップの中身はあと ひと口になっていました。 さっすが紅茶男爵さん、お砂糖なしのロイヤルミルクティをこんなに美味しくいただけるなんて！とレポートに 書いたところ・・・これには隠された秘密があったのだと、ナイショで教えて下さいました。 実は男爵さん、ほんのちょっとお砂糖を入れたということなんです。まさかまさか、考えてもみなかったかくし味が あったなんて！ ”好みの味わい”だなんて気取っていた私の自信がガラガラと崩れていきました。茶葉の自然の 甘み程度の、ほんのりよりももっと微かなまろやかさ。私はこれを、ミルクのまろやかさだとばっかり思って しまったんですね。 心臓ドキドキのショックにもいろいろあるけれど、こんな楽しいショックはいつでも大歓迎です。（９／４掲載） 画像コメント掲載（９/３）
夏休み明けの稽古初めだった８／３０。９月に大きな茶の湯のイベントをひかえて、どうしてもお休みできない 稽古日だったんです。それで午前中は恵比寿でお茶の特訓。バタバタっと身支度して新宿へ出て、１３：００発 のあずさ５９号に飛び乗りました。ばたばたしながらも、お弁当は駅でしっかり買い込んだので、車内でゆっくり ランチタイムとお昼寝タイムを取ることが出来ました。 小淵沢駅で乗り換えて小海線で清里駅に着いたのは１５時過ぎです。踏切を渡ってちょっと上がった左手に 「清里スターフェスティバル」の登りが立っていました。会場はそのちょっと奥の駐車場です。 既にお店を開いている皆さんにご挨拶しながら中央へ進むと、「ただ今、きらら庵の由美さん、到着でーす」と アナウンスが・・・あれあれ、どーして見つかっちゃったんでしょう？？？ 先に車で到着してるはずのダンナを探すと、林さんの「望遠鏡手作り教室」のお手伝いをしていました。 早速、主催者の大友さんが「ここを使って」と指さすブースは・・・中央ステージ横のアクマリブースの隣！まあ、 こんないい場所を空けておいて下さるなんて・・・。後ろには、４週間前に原村でデビューした”紅茶男爵”さんが 紅茶の準備に忙しそうでした。（ここまで９/１掲載） 野点の支度にかかるよりも、まずは「アールグレイをミルクで」と勝手な注文をしておきます。だって本当は原村で いただくつもりが、思わぬ”愛す抹茶大盛況”のために、飲みはぐれてしまったの。ここは何が何でもリベンジ！ です。 それを聞いた紅茶男爵さん、「ロイヤルミルクティにしますか？」と言うのです。 あれ、何で私の好みをご存じなの？ 紅茶の奥深さはよくわかりませんが、茶葉の種類とミルク、レモン、ストレート、それにお砂糖をどの程度入れる・ 入れないによって、相当な違いがありますね。 その時の気分によって変わりますが、私のお気に入りは砂糖をたっぷり入れたアールグレイのロイヤルミルクティ なんです。 男爵さんからのこの上ないご提案に、思わず目がハートマークの私。ミルクでしっかり煮だしたアールグレイの 香りはすごーく格調高くて、何と珍しいことにお砂糖を入れずにいただいちゃいました。 甘くなくても満足感ばっちり！っていうのは、やっぱり葉っぱがいいんでしょうね。 と、お客さん気分もつかの間、「今日は温かいお抹茶ですか？」と”きらら庵野点”にお客様がみえました。 アクアマリンのコンサート第１段を聞きながら、鉄瓶に湯を沸かし、抹茶を漉し、かりんとうを程良く切ってバタバタ と準備します。 そんなところへ石川町星祭り実行委員長の青柳さんからシュークリームの差し入れが・・・。 きゃー！今日はスタッフが居ないから消費しきれない〜と嬉しい悲鳴をあげながら、コージーコーナーのシュー より大きなシュークリーム４つをそれぞれ４等分して、いきなりジャンケン大会の始まり始まりです。 原村で一緒に遊んだ皆さんの期待がなんとなーく伝わってきて、しょーがないから（？） ”最初はグゥ”の、 ジャンケン大会になっちゃいました。何だか定番になりそうな、よ・か・ん。 その後、大坂さんの「銀河パノラマ写真」のアクアマリンへの贈呈式や、大友さんの天体写真スライド上映会、 星祭り恒例のオークション、大緊張の各地☆紹介、アクアマリン第２段コンサート、そしてお楽しみビンゴ大会で 締めくくりとなりました。 晴れていれば、これからじっくりゆっくり観望会に突入するところですが、パラパラと雨が落ちたり、コンサート中の ｓａｃｈｉｋｏさんが「ＥＴが出てきそう」なんて言うほど幻想的な雲に包み込まれたりということで、真夜中のお開きと なりました。 火星は見られなくて残念だったけれど、いつになくゆっくりとアクマリコンサートを聞いたり、”マルコポーロ”という 珍しい紅茶をいただきながら、皆さんとお話したり、ハワイ帰りの木内さんとマウナケアの懐かしい話で 盛り上がったりと、”ちょっといつもと違う星祭り”を過ごした一夜でした。（ここまで９/２掲載） |
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